CALL ME
今週のお題「わたしの好きな歌」
この曲は、イエローモンキーの吉井和哉が、ソロ時代に手がけた楽曲です。
多感だった20代前半に、アホみたいに聴いてました。
枝切られる 枝切られる
都会では両手を伸ばせない
だから何を抱いていいのか
わからなくなることがあるんだ“人間的”とは何かな?
答えの数が世の中のカタチ
何となく入ったゼミが、ガチの哲学ゼミで、生まれ育ってきた価値観と違う世界観を知り、どっぷり思索の海にはまりました。
高校までの学問は、自分とは切り離された対象を客観的に学ぶものでした。大学で初めて学んだ哲学や宗教は、自分に直接ゆさぶりをかけられる内容が多く、戸惑いもしました。
私って、何なんやろ?
学生ならではのありあまる時間のせいで、答えの出ない問いに、わざわざ首をつっこんでは病んでました。
本当の闇ではなく擬似的な閉塞感に酔っていた私は、吉井和哉の暗くて美しい歌詞に惹かれました。
いまの私は
当時の彼の年齢に、だんだん追いついてきました。あの頃みたいに哲学や音楽にいそしむことはなく、慌ただしく日常をすごしています。たま〜に、ブログを書きながら、静かに自分の心と向き合っています。
他所様にぶつからない程度には
自分の両手を伸ばせている方かなぁ
そして、
大切な娘を抱ける喜びを分かりました
自分が、誰かや何かに呼ばれてこの世に生まれてこれたと、本当の意味で気づけたら、何にも恐れることはないんでしょうね。
恋に欲に罪に胸に花に水に風に雲に空に星に
永遠に永遠に永遠にCALL ME
以上、胃がん克服ママいずみでした。本日もお読みくださりありがとうございました。
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