現代の日本社会における宗教の必要性
私は学生時代に宗教の知識を学び、現在はその学んだことを生徒に伝える仕事をしています。
先日、授業中に「宗教っているん?」って質問がありました。
基本的に幸せだったら、宗教はいらない
これは、私の答えです。生徒にも次のように説明しています。
まず、平成の日本社会は、国レベルで考えたら物質的に豊かです。
個人レベルで考えたら、物質的に豊かじゃない人もいます。
昔のお寺や教会など宗教的な施設には、金持ちからのお布施や寄付を、貧しい家庭に再分配する機能がありました。
現在の日本では、その辺りのことは福祉事務所などの公共機関が担っているので、別に宗教がなくても困らないかと思います。
医療も発達しているので、精神的な心の問題も治療やケアができるようになりました。病院に行かなくても、関連書籍、ネット、SNSを駆使して、自分にあった解決策を見つけることもできます。
人間の力で、たいがいのことは解決できるようになってん!!!
人間の力では、どうにもならないとき
そんなときは、人智を超えた存在(神様や仏様)に助けをこうのです。
私は胃がんになった時、お墓参りやお寺に行き、ご先祖様や仏様に助けてくださいとお願いしました。
家族が病気になった時も同じようにお願いしました。
義母が亡くなったときは、浄土宗なので阿弥陀様に極楽浄土へちゃんと連れてってくださるよう願いました。
娘を妊娠しているときは、安産祈願にわら天神へ行きました。生まれてからは、お宮参りや七五三をしています。
家族が健康に平和で暮らせますように
災害や事故に関しては、ほんまに自分ではどうにもできませんからね。
1日が何事もなく終わることは、実はとんでとなくありがたいことだったりします。
必要な時に焦らなくてもいいように
宗教の勉強はしておいた方がいいと、私は思います。
風邪をひいてボーっとした頭では、薬の説明書を読むことは大変です。健康な時にさらっと読んでおいたら、いざって時にささっと服用できます。
困ったときに、変なツボを買わされないように
幸せな状態の時に、勉強しとくねんでー
「奇跡の治療」は、人間の力を超えているから
私はそれを宗教みたいなもんだと、とらえます。
がんが治る水について
信じるか信じないかは、あなた次第です。
まとめ
昔に比べて今は、人間の力でまかなえることが増えています。近代以降の人間が中心主義に走りすぎた弊害(環境破壊や世界大戦)は浮き彫りになっています。
人間を超えた存在のコントロールがきかなくなった世界は、幸せな時はとくに問題ありませんが、行き詰まってしまうと神さま達がいない分、絶望してしまいます。
そのへんは、うまく同時並行で使い分けて生きていければ理想的ですよね。
人間の世界と、人間を超越した世界を
パラレルワールドしたろー
以上、胃がん克服ママいずみでした。本日もお読みくださりありがとうございました。
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人類は組織で進化する
私たち人類の驚異的な進歩って、組織や共同体で生きていることで、成し得てきています。
以前ブログで紹介したNHKスペシャル『人類誕生』では、ネアンデルタール人は、人類より個体として優れていたにもかかわらず滅びたのは集団形成の違いに由縁すると、指摘しています。
みんなで暮らすことでアップデート
10000年前に飛んでるスズメが時空を超えて、現代にタイムスリップしてきても、そのスズメは何の不自由もなく暮らせます。
スズメの巣は、10000年前から進化していない
これが人間だったら、大変なことになりますね。
縄文土器から、ジップロック!!!
縄文人は、かなりのカルチャーシャックを受けますね。
個体としては、狩猟ができる縄文人の方が現代人より優れています。
農業以前の価値観で、自然とともに生きる生き方も、私はあこがれます。
サピエンス全史を読んでからこの曲聴くと、狩と稲作、どっちが幸せなのかを真剣に考えてしまう…#nowplaying 狩りから稲作へ - レキシ - レキツ pic.twitter.com/UDoRvFg2bD
— T先生 (@mechosense) 2018年6月19日
- 作者: ユヴァル・ノア・ハラリ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/09/16
- メディア: Kindle版
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読んでへんから知らんけど
↑関西人が話をシメるときに、よく言うやつ。
今読んでる本が読み終われば、この『サピエンス全史』を読みます。ちなみに今読んでるのは、こちら。
- 作者: フレデリック・ラルー,嘉村賢州,鈴木立哉
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2018/01/24
- メディア: 単行本
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この記事のタイトルは、この本の受け売りです。
組織単位で進化する
キリスト、ムハンマド、ブッダが、誰にも自分の考えを伝えていなかったら、この世に三大宗教は存在していません。
天才(先駆者)のひらめきを共有することで、私たち人類は進化してきました。
あと長老(経験者)の体験談も、組織で共用する必要がある情報ですね。(慣例にしばられすぎて組織の足を引っ張る場合もありますが)
医学は日々進歩しています
このブログの情報は、すでに縄文土器的になっております。ジップロック的な最新情報は、他の方が発信しているブログを読んでくださいね。
ブログを発信している人の心も、文字につまっている
胃がんになった人が、よりどころとなる場所として存在しています。
心があるから、つながれる
胃がん体験を発信することで、私は多くのつながりを感じることができました。
つながることで、先に進める
私たち人類は、太古の昔から、様々な困難に立ち向かってきました。そのたびにみんなで助かる方法はないやろかと、知恵を出し合って、切り抜けてきました。
胃がんは個人の人生における出来事です。組織の危機ではありませんが、
言葉があろうがなかろうが
無事を祈りあえる関係
これを読んでくださっている方と、共感していたいと願っております。
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家を建てる時に、こだわったこと
地震や台風に強い家
私が家を建てる時に、一番こだわったところは、
家具は最低限
どんなに基礎がしっかりした家でも、倒れてきた家具の下敷きになったらオジャンです。だから、家具はなるべく置かないようにしています。
我が家の寝室はタタミの和室で、家具はいっさい置いていません。
布団をあげたら広々と和の空間を楽しめるのですが、残念な話万年床です。掃除の時ぐらいですかね。
これは、体にも言えること
がんを手術や抗がん剤で治しても、基礎の体がしっかりしていないと、また同じ轍を踏むことになってしまいます。
災害は忘れた頃にやってくる
だったら、いつも忘れないで備えたら、やってこない!!!
めっちゃ、へ理屈ですが笑。
体の基礎は、こんな感じで固めたい
バランスのとれた食事
ゴールデンタイムは(22時から2時)熟睡してる
ストレスをためない
やることをちゃんとやってたら、いざって時に慌てなくてすむと思います。
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震度5強の地震
無事でした
今朝の地震は、すごく怖かったです。
揺れ方が、半端なかったです。
「この地震はやばいやつ」って思った瞬間、上の部屋で寝ている娘が心配で必死で階段のぼっていました。
そう言えば、阪神大震災の時、地震で揺れている最中に、母が2階で寝ている私や妹の安否を確認しに階段をかけあがってきくれました。
浴槽に水をためながから、ふと思い出しました。
揺れているときは階段のぼったりしたら危ないんですけどね。子どもだけは何としても助けたいって本能ですかね。
取り急ぎ、無事の報告です。
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団塊の世代から学んだこと
今週のお題「おとうさん」
私の父は、団塊の世代
団塊の世代(だんかいのせだい)とは、日本において、第一次ベビーブームが起きた時期に生まれた世代を指す[1]。
焼け跡世代(あるいは戦中生まれ世代)の次の世代に当たり、第二次世界大戦直後の1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)に生まれて、文化的な面や思想的な面で共通している戦後世代のことである。
wikiより
父の幼少時代は、町内に子どもがいっぱいあふれかえっていたそうです。学校では教室が足りなくて、すし詰め状態で、1クラスに50人くらいいたそうです。
当時は兄弟が5〜6人の家庭が一般的です。学校でも早いもの勝ちは、当たり前だったそうです。父は一人っ子で育っているので、学校は大変やったと言ってました。
豊かさを喜べること
父が子どもの頃は、世の中全体が貧しく、子どもの数が多く、足りない状態が当たり前でした。
家にテレビがやってきた日は、町内の人がいっぱい見に来て盛り上がった
この話は、父のお気に入りです。何度も何度もしてくれました。
他にも、いっぱいこの手の喜びを味わってきたと思います。私たちの世代とは比べられないくらいでしょう。
私達の世代(昭和56年生まれ)が、みんなと同じ年頃の時、ポケベルが流行り、その後、ピッチ、携帯、スマホが、次々と発売されて本当に便利になったって話を、私が上の世代から高度経済成長のときの話をされたように生徒にします。ポケベルの使い方を詳しく説明すると「それネタやろ」って言われます。
— いずみ@いのちだいじにすと (@inochidaiji) 2018年6月11日
足りない状態を知っていること
豊かさを喜べるのは、足りない状態を知っているからだと思います。
私にとっては、生まれた時から、家にお風呂があったりテレビがありました。それ当たり前なことで、いちいち喜びは感じません。
上の世代の話を聞いて、その喜びを想像することはできます。
当たり前になっているから、家電が故障したら、マイナスに感じます。
健康でいられること
これも一緒の考え方じゃないかなぁって思います。
本当は、当たり前でいられることが、一番豊かで幸せなんでしょうね
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下鴨神社で、ホタル鑑賞
ホタルの時期になったので、子どもを連れて夜の下鴨神社に行ってきました。
時間が遅いので、本殿には入れませんが、ライトアップされていて綺麗でした。
下鴨神社でホタルいっぱい見れましたー! pic.twitter.com/6mnTWy63jF
— いずみ@いのちだいじにすと (@inochidaiji) 2018年6月16日
ホタルは境内に流れている小川に生息しています。
鑑賞ポイントは、街灯もなく暗いので、小さいお子さん連れの方は、足元に気をつけてあげてくださいね。
駐車場代が30分200円もするので、ホタルを確認できたら、私たちはあっさり帰ります。
また来年も観に来れる
と、思っているからです。
このホタル鑑賞は、夫と付き合っている頃からの恒例行事です。
ホタルの光に願いを込めて
以上、ホタル鑑賞中にクオリティの低い田中邦衛のモノマネをせずにはいられない胃がん克服ママいずみでした。本日もお読みくださりありがとうございました。
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教員向けの大学入試説明会に参加して感じること
国際競争や人工知能(AI)と、やりあえる人
大学の入試説明会に参加していると、だいたいどこも上記のような人材の育成を掲げてはります。
大学での4年間の学びとして、
- 英語など外国語教育の充実
- 自ら問題を見いだし、解決する力をつける
この2点を重点的に取り組むとのことです。
大学は違えども、その内容はどこも似たりよったりの教育です。
金太郎飴みたいに似たりよったりの人材ばかりにならへんかなぁと心配しています。
"AIを上手に操る為には、自分の頭で考えられる人間であるこという事が大事です。"
— いのちだいじにすと@胃がん克服ママ (@inochidaiji) 2018年4月1日
【AIのリスク】人間の仕事をAIが奪うことにより、元々持っていた能力が低下する https://t.co/OZaDPRCHd0
もちろん、自分の頭で考えられる人はこれからの社会ではますます必要とされるし、我が子にもこうあって欲しいと願っております。
私も含めてですが、この日本的な感じが気に入らないのです。
みんなで同じ目標を目指し、頑張ろ的な
戦前戦時中の「お国のために」と根本的なレベルで変わってないように、思えて仕方ないんです。
エリート人材ばっかり量産されても、それに見合うポストがあるのでしょうか。
自分で考えられるから、仕事もそれぞれが見出せていけるかもしれませんね
まとめ
大学入試説明会に参加して、違和感を覚えつつ、新しい時代がやってくることに期待もしています。
次の世代が作っていく世界が楽しみです。でもその前に現役世代として、次の世代にちゃんとバトンを渡せるよう、自分の役目も果たしていかなきゃなぁとも。
以上、胃がん克服ママいずみでした。本日もお読みくださりありがとうございました。
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