鳥の目線で
鳥の目線とは
一流のサッカーやラグビー選手が、試合中に絶妙なタイミングでパスを出すとき、本人はグラントにいるんやけども、空から鳥のように試合の展開を眺めている状態になるそうです。この見え方のことを俯瞰(ふかん)と言います。
俯瞰(ふかん)
ふ‐かん【×俯×瞰】
[名](スル)高い所から見下ろし眺めること。鳥瞰。「ビルの屋上から市内を俯瞰する」
俯瞰(フカン)とは - コトバンク
卓球後のランチで
かさこさんが卓球がうまいのは、鳥の目線になってはるんちゃうかという話題になりました。
ちなみに、かさこ塾における卓球がうまい人を分析すると
- もともと運動神経がいい
- 卓球経験がある
- ピン球の流れを俯瞰できる
厳密に言うと、それぞれの項目が絡みあってはいますが、突出している項目にタイプ分けができました。
鳥の目線になるには
もともと他の分野で、鳥の目線になれている人は、すんなり卓球時にも試合の流れがわかるんちゃうかと。
何でもいいので、自分の好きなことをひたすら打ち込んで経験を積む
ある程度のレベルになれば、自在に流れをつかめるようになる
スポーツに限らず、いろんな分野で鳥の目線は発動します。
- ドラクエのバトルで、敵が出てきた瞬間に何回攻撃したら倒せるか分かる
- そば屋さんが、すごい勢いで等間隔に、そばを包丁で切れる
- 授業中、的確なタイミングで生徒に発問したり、生徒のつぶやきをうまく拾う
自分の中で型が出来てくると、微々たるものやけど応用が利くようになる。鳥の目線になって生徒の様子を見れている先生の授業は、ひきつけるものがある。的確なタイミングで発問したり、ぼそっと生徒がつぶやいま声をうまくひろったり。
— 胃がん克服ママいずみ (@inochidaiji) 2018年1月5日
仏教では、念仏や座禅
念仏にしろ座禅にしろ、ひたすら打ち込むことで、型ができ、自在に流れを感じ(オートマチックに)物事をこなせるようになります。
別の視点から、自分や周りのことをとらえる訓練はしておいた方がいいと私は思います。地震や火災、事故や病気のときなど、いざって時に、鳥の目線で全体を把握して行動できたらと思うのです。