watchaTOYOTAで学んだ8つのこと
愛知県豊田市で開催されたwatchaTOYOTA という教育に関するイベントに行ってきました。
登壇者が豪華でした!!!
それぞれの先生からお話を聴いて感じたことをまとめました。
① 内田先生から学んだこと
内田先生は、部活動や教員の残業させ放題に共通しているところとして、制度設計の不備を指摘されていました。
現行の学習指導要領(マニュアル)で、部活動はほぼカリキュラムに含まれていないため、制限がないのです。
そのため、色んなクラブがいっせいに活動すると、練習場所がないため、
トレーニングで、階段や廊下を走る
サッカー部が使用してる横で、陸上部がヤリ投げてる
浅いプールで飛び込み練習
など、体育科の授業ではご法度が、部活ではスルーされているのが現状です。
学校なんだから大丈夫だと暗黙知としてもっていました。もちろん、子どもたちが、安心、安全に活動できるようにほとんどの先生は細心の注意をはらっておられます。
制度がない中で、なんだよね〜
教員としてまた保護者として、この指摘に私はゾッとしました。
ほな、部活動なくそう
は、現実的に不可能です。
子どもや保護者のニーズ以上に、各種のなんたら連盟、なんたら協会の存在があるから、部活動は廃止できないと、私は思っています。
ほな、どうしたらいいか
きちんと制度をつくり、それをきっちり守っていくことではないでしょうか。
政府は、部活ガイドラインを作成しています。ちゃんとした決まりを浸透させていくのは、一人一人の力が必要です。
こうこう、こうらしいで〜と、周りに伝えたり広げていくこと大事ニスト!というわけで、私も拙いでさが、こうやってブログに書きました。
リミットがないために、大きな怪我、体罰、過労、集団圧力など、内田先生は制度設計がないと暴走しやすいという視点でした。
教員の残業についても、同じメカニズム(制度がないせいで不具合がおこること)で説明されていました。
研究者の視点が、現場で活かせる
学問って、めっちゃおもろいやんって改めて感じました。
詳しくは↓
watcha TOYOTA 内田良先生 - ガーナビ〜SNS発教育をナビする〜
— ガーナ@教育界のぐるなびライター (@choco_01417) 2019年8月17日
部活の事故、長時間労働。正しく分析したり、どうしたらいいかを自分ごととして考えたりするのが大事とわかりました。#ガーナビ#watchaTOYOTA#内田良先生 https://t.co/pxJHWE0wG4
②学燃主任から学んだこと
このままの学校教育だと、日本の子どもは、自分のことを大好きだと感じられないとおっしゃってました。
帰宅後、私は小1の娘に、たずねました。
自分のことは大好きじゃない
ええええー!!!幼稚園の時は、大好きって言うてたん
大好きなのはパパとママで、自分のことは好き程度
と、言ってくれました。
小学校行った途端に、自己肯定感下がったんかと一瞬焦りましたが、どうやら好きの違いを出せるようになったようです。宿題やれやれ言うてるし、朝の準備、時間割合わせ、早よはよ言い過ぎたりとか、反省することがいっぱい頭によぎりましたが、続きを聴いて、キュンキュンしました。
詳しくは↓
YouTube教師 学燃主任 - YouTube
③隂山先生から学んだこと
3月の教員セミナー、7月の親子セミナー、そして今回のwatchaと、私はこの半年の間で、隂山先生のお話を3回も聴く機会に恵まれました。
共通して主張されていたことは
子どもの学力を伸ばすには、学習方法にフォーカスすること
学ばせ方を工夫することで、すべての子どもたちは伸びるよ〜と、通信制で働く私にとっては、めちゃくちゃ心強いお言葉で、励みになります。
隂山メソッドが普及したら、全国学力テストの平均点が上がっちゃいますね〜
なんてことを近くの先生たちとwatchaタイムで雑談してました。隂山先生は、惜しげも無く自分の生み出した方法を同業者に伝えられてます。
その姿と生き様に、なんかグッとくるもんがありました
あと私が講演で心に残ったのは、「100マス計算のタイムは、読み上げてやってね」っておっしゃってました。「電子黒板でタイマー表示させて、自分に確認させることもできるけど、それは味気ないよ〜、なんか寂しいもんあるなぁ」こんなことを、ぼやかれてました。
(子どもたちの)できたーーーー!!!
って、あの喜びの瞬間を一緒に、教員や親も分かち合おうよって意図だと思います。学ぶことの楽しさを一緒に味わうこと、私の教員としてのモットーでもあります。
隂山先生、やっぱすごいお方やわ〜
と、ますますファンになりました。
そうそう、ファンとして嬉しい出来事が一つありまして、会場のある最寄駅で、ばったり隂山先生と遭遇しました。ちゃっかり、会場までの道中をご一緒でき、ラッキーでした。
詳しくは↓
watcha TOYOTA 陰山英男先生 - ガーナビ〜SNS発教育をナビする〜
— ガーナ@教育界のぐるなびライター (@choco_01417) 2019年8月17日
学校の授業の8割は贅肉。本当に大事なことは?贅肉はなんなのか?シンプルに考えたいです。#ガーナビ#watchaTOYOTA#百ます計算
@Kageyama_hideo https://t.co/IXEt7fC4AB
④たいち先生から学んだこと
外国籍の生徒が多いクラスを担任されて、普通の先生だったらそれだけで大変ウキャーとなる状況やのに、たいち先生は、瞑想やeラーニングを取り入れるなど、カジュアルに試行錯誤されてる様子を教えてもらいました。
⑤畑先生から学んだこと
畑先生からは、ボトムアップ理論を教えてもらったのですが、ものすごい衝撃で、これ、生で、しかも最前列で聴けるって
どんだけ〜
な、言葉にできない状態でした。
というわけで、ちょっとすぐにはまとめきれないので、畑先生から学んだことは、改めてブログ記事にします。
詳しくは↓
畑先生
— ねこみん@理科ネタ放送局📡 (@nekomin_rika) 2019年8月17日
生徒達で組織を作る。
大会期間中、練習は週2。
暑いので、生徒は自分達でプールを用意した。
これがボトムアップ…!#WATCHATOYOTA
⑥ハッシャダイのミウラさんと名刺交換できました!
#watchaTOYOTA めちゃくちゃいい。
— ミウラソウイチロウ🚀HASSYADAI.SCHOOL (@so_ichi_raw) 2019年8月17日
内田さん@RyoUchida_RIRIS
陰山先生@Kageyama_hideo
ボトムアップ理論の畑先生
あらゆる方向から教育を良くしようとしているトップランナーの方々の話が聴ける機会、なかなかない。
この空間を作ってる3人、マジですごいす!@kaoruso26 @trown18 @btm_up2 pic.twitter.com/KCzhMBGYm9