胃がん克服ママいずみの胃がん体験といのちの話

いのちだいじニスト 残った3分の1の「胃の力(いのちCOLOR)」をお見せします

人の夢がつまった平等院鳳凰堂

宇治の平等院鳳凰堂に行ってきました。10円玉で描かれている建物です。


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平等院は半端ない金持ちの権力者が、自分が死んだ後に行けたらええなって思う世界観を再現したものです。

  

3度目の平等院

1度目に訪れたときは、まだ20代でただただその 豪華さ に圧倒されました。

2度目に訪れたときは、抗がん剤治療中でトイレの心配と、娘も小さくて、観光どころじゃありませんでした。

3度目の今回、私は平等院鳳凰堂に 儚さ を感じました。

美術館に、鳳凰堂の屋根の上にいる対の鳳凰のレプリカが展示されていました。そこのスポットライトの当て方が粋で、床や壁にその影が映し出されていました。

私は、この 影が真実 のように思えてなりません。

 

 

どんなにお金や権力や名誉もあっても、死ぬときはくる

多くを手にすればそれだけ、手放す日がくることが惜しくなるのでしょうね。

私たちは、何も持たずに生まれ、何も持たずに死ぬ身

平等院を建てようが、住宅ローン組んで一軒家を建てようが、ずっとこの現実にはいることができないのです。

 

人の夢と書いて「はかない」と読むんやなぁと改めて思った、胃がん克服ママいずみでした。本日もお読みくださり、ありがとうございます。