胃がん克服ママいずみの胃がん体験といのちの話

いのちだいじニスト 残った3分の1の「胃の力(いのちCOLOR)」をお見せします

Let's アンチ思考停止

突然ですが、ハンナ・アーレント という女性をご存じですか?

ハンナ・アーレント - Wikipedia

私の アンチ思考停止 は、彼女の影響です。

 

ユダヤ人の哲学者

ハンナ・アーレント(Hannah Arendt、1906年10月14日 - 1975年12月4日)は、ドイツ出身の哲学者、思想家である。ユダヤ人であり、ナチズムが台頭したドイツから、アメリカ合衆国に亡命した。主に政治哲学の分野で活躍し、全体主義を生みだす大衆社会の分析で知られる。

Wikipediaより

 

彼女を描いた映画もあります。以下のリンクは、その映画について書かれた記事です。

悪の凡庸さについて/映画『ハンナ・アーレント』を観る - 学者たちを駁して

 

悪の凡庸さ(悪は、どこにでも存在するんやでー)

アーレントを語る上で欠かせない人物として、アイヒマン第二次世界大戦時に、ヒトラーの命をうけ、ホロコーストを実行した人)があげられます。

 

アーレントは、アイヒマンユダヤ人を大虐殺をした極悪人なのに、「ただの小心者の男」と言い放ったのです!

彼は自分で考えることを放棄して、ただ上からの命令に従っただけ。

この発言は、大波紋をうみました。

 

ユダヤ人仲間からは、同じユダヤ人を殺されたのに、敵の肩をもつなんて、どういうことやねんと、怒られまくられーのでした。

 

そうではなく、アーレントアイヒマンの味方でもなんでもなく、ユダヤ人として被害者の立場ではなく、哲学者として考察したのです。

全体の流れに乗っからない!

彼女は自分で考えず、ユダヤ人としての流れに乗っかてもうたら、命令に従っただけのアイヒマンと同じやんけと気づいたのでしょうね。

 

悪人が、悪いことをするんちゃうねん!
何にも考えない人間が、悪いことをしでかすんや!

ってことを、彼女は訴えてました。

だから、悪はどこにでも存在 するんです。

 

私は大丈夫かいな?

私は時々考える(もとい、反省する)ようにしています。

ついついサービス精神の一環で、愚痴のリップサービスしてしまうのです。

ほんまに後の祭りですが、反省し、気をつけなきゃと肝に命じます。

 

アンチ思考停止活動もします、胃がん克服ママいずみでした。

本日もお読みくださり、ありがとうございました。