胃がん克服ママいずみの胃がん体験といのちの話

いのちだいじニスト 残った3分の1の「胃の力(いのちCOLOR)」をお見せします

抗がん剤治療と、職場復帰

どうも、胃がん克服ママいずみです。

 

本日は抗がん剤治療をしながら、どのように働いたかを、まとめてみます。

 

私の抗がん剤治療は、TS-1という錠剤を4週間飲んで、2週間休むを1クールとし、8クール行いました。その3クールめに、職場復帰を果たしました。

 

副作用の下痢

すぐにお腹が壊れるので、トイレはしょっちゅう行ってました。これが、一番ネックでした。なるべく職場で行かないようにするためには、朝に自宅で出しておく。朝の仕度項目で、トイレにウェートをかけました。それでも、寒くなるとお腹が急に痛くなるので、靴下を重ねばき、ひざかけ毛布、など冷え予防は徹底しました。不思議と授業中(教員してます)は、お腹が痛くならなかったです。

ここぞの時は、大丈夫なもんなんや!

気をはってる間は、身体も協力的なんだと思いました。家だと容赦ない下痢が、職場だとマシなんです。あくまでも、私の場合ですが、職場復帰してよかったです。

 

体力は落ちます!

クールの3周目あたりから、がくんと体力が落ち、夜は子どもより先に寝ていました。主人は、残った家事をせっせとこなし、子どもを、寝かしつけてくれました。

授業の後はどっと疲れて、空き時間は保健室で寝かせてもらってました。職場に横になれる場所があったので、ほんとに助かりました。遠慮なく休ませてもらったおかげで、一度も授業に穴をあけずにすみました。

 

周囲に感謝

抗がん剤治療をすることで、身体が弱い立場となりました。と、同時にそれまで以上に、家族や職場の人の優しさや気遣いを感じました。

たくさん迷惑をかけ申し訳ないと、自分の不甲斐なさに涙したこともありました。しんどすぎて、子どもの相手をしてやれない時もありました。

なんでガンになってもうたんやろ

身体がしんどいと、心もひっぱられて弱くなります。出来ていたことが出来ない悔しさと後ろめたさ、追い詰められます。

 

そんな時、私はこう考えて気持ちを切りかえました。

今受けている恩は、出来るようになってから返す!その人に返せなかった分は、次に困ってる人に返す!

育休明けの時に、先輩ママから言われた言葉です。とにかく元気になったら返そうと決め、恩の貯金をさせてもらいました。