胃がん克服ママいずみの胃がん体験といのちの話

いのちだいじニスト 残った3分の1の「胃の力(いのちCOLOR)」をお見せします

入院時の日記と、生き方の変化

どうも、胃がん克服ママ いずみ です。

 

本日は、病理検査の結果で、転移が一応見られなかったと分かった夜に書いた日記を公開します。

 

「ギリギリのラインで助かっている。

 

神様がいるのかな?

 

周りが私を本当に心配し、祈りを捧げてくれているのが伝わる。

 

私、こんな状況やけど、幸せの絶頂や。 ありがとう、ありがとう、ありがとう。

 

つながれた命は、何のために使おうか。

 

ひとつは、娘のそばにいること。 もうひとつは、この体験を子どもたちに伝えていこう。 包み隠さず、話そう。

 

いざって時に、事実から目を逸らさないで調べまくること。 知ることで、次の手を考えられる。 知は力なり。

 

手術の後に、寝たきり状態になった。 痛みの中、感じた絶望。 主人の母の最期は、こんな気持ちだったのか。 延命をこばんでいた彼女の気持ちを、身をもって理解できた。

 

母や主人が手を握り続けてくれた。 あたたかい気持ちが、身体に流れ込んでくる。

 

食べること、歩くこと、トイレにいくこと、当たり前にできたことが、すごく大変だった。

 

幸せは、普段の生活の中にある。

 

幸せかどうかは、それに気づくか気づかないか。

 

この命を使って、次の世代に、いのちの大切さを伝えていきたい。

 

神様、だから、あと30年は時間をください。 いい親になれるよう努力します。

 

私、今回の件で、たくましく成長できた。

 

この人生を経験できて、本当によかった。 」

 

この日記は、2年半前に書いたものです。

最近ブログを書くために、当時のことをよく振り返っています。そのせいか、胃の調子がいまいちだったり、なかったり。

 

胃がんの後、ものごとの捉え方が変わりました。

 

良いことも嫌なことも、とりあえず経験できるってことは、生きてるってことだしなぁ

 

と、ワンクション置いて考えられるようになりました。

 

娘が言うことをきかなくてイライラしても、

 

泣き顔も、怒った顔も、この子は、一生懸命私に表現してくれてるんや。あの時死んでたら見れないもんなぁ。

 

受け止めてるよって気持ちで娘を見つめたら、わりと落ち着いてくれます。

 

いつ再発しても後悔がないように、日々を丁寧に生きていくようにもなりました。

 

胃が3分の1だから、我慢も腹にため込まないようになりました。

 

生き方が変化しました。