胃がん克服ママいずみの胃がん体験といのちの話

いのちだいじニスト 残った3分の1の「胃の力(いのちCOLOR)」をお見せします

入院生活 お見舞い編

入院生活で楽しみだった時間は、お見舞いでした。今日はお見舞いについて書いていきます。

 

まず病室選びですが、子どもが2歳だったので、個室にしました。部屋にレジャーシートを広げ、おもちゃで遊ばせてました。

 

小さなお子さんがいる場合は、個室が断然オススメです!

 

がん患者のフロアは、年配の方がほとんどでした。大部屋で長時間子どもを滞在させると迷惑になります。同じ病院で娘を出産したときの産婦人科フロアで大部屋を経験しましたが、子どものお見舞いは寛容でした。一応小さな子どもは病院のルールでは大部屋に入ることはダメでしたが、子どもとお母さんの会話が聞こえてくると、面白くて楽しませてもらってました。

 

同じ病院でも入院の目的が違うと雰囲気も変わってきます。がん患者のフロアはシビアな雰囲気が漂っているように感じました。その中で少しでも気兼ねなく子どもと過ごしたかったので、私は個室を選びました。

 

手術から4日後だいぶ身体が楽になり家族以外のお見舞いが来てくれるようになりました。入院中のお見舞いは、本当に嬉しかったです。親戚・友人・職場の人。お見舞いのお返しの時に人数を数えたら30人近くきてくれていました。

 

とくに職場のメンバーがグループで来てくれた時、仕事がら声のでかい人が多いので、個室でよかったとつくづく思いました。

 

お見舞いに来てもらった時、飲み物をだされる場合が多いと思いますが、いちいち病院の自販機に買いに行ったりするのは面倒で割高です。家族にスーパーで大量に買ってきてもらい冷蔵庫にストックして、お客さんが来た時にささっと出すようにしました。

 

胃を摘出した後でどうせ病院食以外食べれないのだから、冷蔵庫は紙パックの飲料で溢れていました。中には、病院食で出されたマミーのような栄養ドリンクがあるのですが、それが飲みきれなくて何本か飲料パックに混じっていたのを「それ何?どんな味?」と興味をもたれたので、提供したこともあります。マミーをドロドロにしたもので、食事が取れないときに飲まされたものです。

 

病気が病気なので、こっそり入院される人もいるかと思います。私はとくに親しくしている親戚と友人の一部には、手術が成功してから病気のことを伝えました。職場はオープンにならざるをえないので仕方ありませんが、、、。

 

出来ることなら、自分が病気という事実は、周りに話したくないですよね。

 

でも、お見舞いの時間は、入院生活の中で励みになります。まだ転移の結果が出ていない時期だったので、気を紛らわしてもらえました。病気のことは、この人にならって思う方に、うち明けてもいいのではないかと思います。

 

 

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