胃がん克服ママいずみの胃がん体験といのちの話

いのちだいじニスト 残った3分の1の「胃の力(いのちCOLOR)」をお見せします

教育

関西教育フォーラム2018@京都大学

関西教育フォーラムとは ざっくり言うと、教育に関心がある学生さんたちが、教育界の大物を招いて講演&ディスカッションの場を設けるという企画でした。百ます計算の隂山先生や、東大医学部に行ったお子さん4人を持ってらっしゃる佐藤ママや、東大慶応のダ…

【とりあえず進学】をする前に

とりあえず進学 私は、高校の先生をしています。本日は進路について私の考えをまとめました。 ‪受験勉強はとくにしない、模試を受けない ‪進学先の授業料は、学生支援の奨学金を借りる‬ ‪やりたいことがない‬ ‪この3つの項目にすべて該当していても、(進学…

教育オンライン読書会に参加してみて

教育に関する本を読んで、オンライン上で討論するサロン(月額980円)ができるとのことで、さっそく第1回目に参加してきました。教育オンライン読書会学生時代のゼミみたいに、みんなで同じ本を読んで話し合いができたら楽しそうなので、参加を決めまし…

羅生門から学べること2

羅生門について 国語科ではど定番の作品で、ご存知の方が多いかと思いますが、ざっくり説明します。北斗の拳のような世紀末な社会で、仕事と住む場所を失った主人公が、頼る人もいなく、明日からの暮らしのメドが立てられず悩んでいるところから物語がはじま…

失われた世代が、とりもどす時代に

ロストジェネレーション ロスジェネ世代とは、「努力至上主義で、かつ時代のせいで貧乏クジを引いたとの被害者意識が強いと評されるロスジェネ(氷河期世代。団塊ジュニアを含む1970年〜1983年生まれとされる)」本文より◎ロスジェネのエリート→選民思想◎ロ…

教員向けの大学入試説明会に参加して感じること

国際競争や人工知能(AI)と、やりあえる人 大学の入試説明会に参加していると、だいたいどこも上記のような人材の育成を掲げてはります。大学での4年間の学びとして、 英語など外国語教育の充実 自ら問題を見いだし、解決する力をつける この2点を重点…

年長の娘と漢字学習を始めました

準備するもの 本人の学ぶ意欲 陰山メソッドの本2冊 新版 陰山メソッド 徹底反復 漢字プリント小学校1~6年 (コミュニケーションMOOK)作者: 陰山英男出版社/メーカー: 小学館発売日: 2018/02/15メディア: ムックこの商品を含むブログを見る陰山メソッド徹底反…

羅生門から学べること

芥川龍之介の『羅生門』は、仏陀の名言集(ダンマパダ)やキリストの聖書のように、不思議な魅力を私は感じます。それは何かというと、 読む度に新たな気づきを発見できるのです 羅生門について 国語科ではど定番の作品で、ご存知の方が多いかと思いますが、…

坊ちゃんから学べること

夏目漱石の『坊ちゃん』の主人公は、父と母と兄の4人家族です。主人公は、ヤンチャでカッとなったら手が出るところがあります。一方兄は、勉強はできるけれど卑怯なところがあります。両親は、兄ばかり可愛がっていたようです。子どもにとって家族は、世界…

教育業界にパラダイムシフトが起こりそう

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180602-00000050-asahi-soci 昨今の大学入試事情 上のニュースは、私立大学が定員を超えて入学をさせてしまうと政府から補助金が打ち切られるため、合格者数を減らさざるをえなくなりました。そのあおりで、従来なら合…

教採×けテぶれ

けテぶれとは けテぶれとは、計画、テスト、分析、練習のことです。 PDCAサイクル(plan、do、action、check)を小学生が自分の力で回せるように、現役の小学校教員の葛原先生が考案された学習スタイルです。 詳しくは↓ けテぶれ学習法とは何か - けテぶ…

子連れで100人規模の勉強会に参加

主催者の許可だいじニスト まず、その会を主催者側が子連れがオッケーであるか確認しています。 規模の大小に関わらずです。 快く許可をもらったら、当日までに子どもに どんな集まりで、どんな人がくるのか、どんな部屋で、他にも子どもがいるかなど 自分が…

センター試験の国語が泣けた

今週のお題「受験」 今年の小説は、大人向き 青春まっさかりの子たちに、夫を失った主婦が、初盆を迎えるにあたって思い出にひたる話は、いかがなもんかと思いましたが、問題解きながら泣きそうになるくらい、いいお話でした。 井上荒野「キュウリいろいろ」…

よだかの星から学べること

宮沢賢治の『よだかの星』を授業で読みます。 あらすじ よだかは、美しいはちすずめやかわせみの兄でありながら、容姿が醜く不格好なゆえに鳥の仲間から嫌われ、鷹からも「たか」の名前を使うな「市蔵」にせよと改名を強要され、故郷を捨てる。 自分が生きる…

ドラキッズの宿題問題

イオンに併設されている幼児教室に、娘を年少から通わせています。 ドラキッズ|楽しく学べる小学館の幼児教室 子どもにいろんな体験をさせつつ、その間、親がおひとり様で買い物したりお茶するため という不純な動機から始めました。 年少の昨年度は、絵本…

何でもかんでも取り入れすぎるのは、どうかと思う話

教員という職種は、「みんなでがんばろう」を良しとする文化があります。 学習指導要領の改訂のたびに、新たな取り組みが増やされます。 今度の目玉は、次の三つです。 道徳 英語 プログラミング 時代が変化するのだから、教育もそれに合わせていかなければ…

選挙について

「選挙に行きやー」と生徒に伝えると、「どこ入れたらいいのか、よく分からんねん」って返事が多いです。「私らでも分からんねん、ニュース観て必死に考えてるねんでー」って伝えます。政治の話って、自分たちに関わることやから、自分で学んでいくしかない…

現状をしっかり確認すること

私は、ディズニー映画の中で『モアナと伝説の海』が一番好きです。 作品の中で主人公の女の子のモアナが、旅の途中でマウイという男性から、船の操り方を教わるシーンがあります。 マウイ「星を見つけるんだよ。お姫様。大切なのは舟の扱いだけじゃない。ど…

教育現場は、失敗から学ぶ場所でもある

博多高校の暴行動画のニュースは、私にとってはショックであり、そして、考えさせられる内容でした。 私がその動画をはじめて見たときに、同じ空間にいる周りの生徒たちの反応に、目がいきました。 私は今回の傍観者たちをせめているわけではありません。あ…

博多高校の暴力動画から学べること

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170929-00000007-jct-soci 同意します。たとえば、駅で高校生が暴れていたら通報しますよね。その感覚がなぜ現場ではわかないのでしょうか?そんな場所に大切な子どもを預けたいでしょうか? https://t.co/XWOAf3Kcmx—…

ホリエモンの多動力から、時間について考える

多動力を読んでみて 多動力 (NewsPicks Book) 作者: 堀江貴文 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2017/05/26 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る ホリエモンの『多動力』を読みました。Kindleで半額セールしていたので、前から気になって…

高卒認定試験の裏技ルート

高卒認定試験のすすめ 9月1日、新学期が始まりましたね。 散々メディアやSNSで言われておりますが、学校だけが全てじゃありません。私も学校は無理に行かなくていいと考えています。高校に行かなくても高卒認定試験に合格すれば、専門学校や大学短大に進学…

未来に望むもの

時代のはざまにいる感覚 AI世代のデジタル教育 6歳までにきたえておきたい能力55 作者: 五十嵐悠紀 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2017/06/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る ふと本屋さんで目にとまり、購入しまし…

がんの授業もやりました

手術からちょうど1年後に、「総合的な学習の時間」で、がんについて話す機会がありました。(胃がん克服ママは高校の教員しています) がんのメカニズムを説明 コピー機で紙を刷るように、私たちの身体を構成している細胞も、コピーを繰り返しています。 新…