胃がん克服ママいずみの胃がん体験といのちの話

いのちだいじニスト 残った3分の1の「胃の力(いのちCOLOR)」をお見せします

臨床仏教師養成講座(第2段階まで)で学んだこと

2017年から通い始めた臨床仏教師養成講座は、

  • 講義(座学)
  • ワークショップ
  • 実施研修(OJT)

スリーステップで、さまざまな社会問題に対する仏教的なアプローチを学べるプログラムでした。

そもそも仏教の出発点は、(生きること、老いること、病むこと、死ぬこと、人間関係などで生じる)苦しみへの対処を示したマニュアルのようなものです。

私たちが悩んだり苦しんだりする内容は、2500年前のインド人たちと暮らし方は全然違いますが、根本的には変わっておりません。

平成の日本社会は、複雑になりすぎて、それぞれが抱えている苦しみが他者に見えにくくなっています。

苦しみの真っただ中にいる人に、誰かが寄りそうとやわらぐこと

被災地、路上生活者、若者、自殺、ターミナルケア、さまざまな現場の仏教の可能性を信じた人たちの実践報告から学びました。私にとって実り多い2年間で

にんげんっていいなぁ

って、何度も何度も心から感じました。


せやのに、次に踏み出せませんでした

第2段階のワークショップまで受講し、その次の実施研修は見送りました。経済的にも時間的にもそんなに余裕はありませんが、致命的だったのは、、、

信仰の問題

これをクリアにしないまま臨床の場に、仏教者として出ることにためらいました。

私の勤務先も、苦しんでこられた生徒や保護者がおられるので臨床の場です。私は現場で、教員として寄り添う道を選びました。

今回の見送りについて何度もブログで書こうとしました。誰にも尋ねられていないのに説明したい気持ちになりました。そのくせ、うまく言葉にまとめられない状況が4ヶ月近く続きました。

挑戦したかったし、悔しさでいっぱいでした

ようやく書ける段階になり、書きながら、この撤退は成長の証でもあったことを、ひらめきました。

信仰がどういうものか

肌のレベルで学べんでたことに気づくことができました。

今までは頭のレベルでの理解だったので、信仰への怖さを感じることがそんなになかったんだと思います。

たぶんですが、深く考えなくても目の前にいる人とじっくり向き合っていれば、自然と信仰心はわいてくるような気もするんです。

途中でやめましたが

無駄だとは思っていません。ここぞってときは他者の話をさらに寄り添って深く聴けるようになりました。
(申し訳ないですが、夫や同僚には出来てません)
(また、残念ですが、普段は聞き逃しまくってます)

時々、ノートを振り返りながら、学び直しております。あと授業のネタも仕入れることができたので、私はこの講座を受講して良かったです。講座の前に、京都駅のランチを毎回楽しむこともできましたしね。

心残りもあります

ワークショップのメンバーと連絡先を交換しなかったことです。フェイスブックかラインのグループを作っておけば、よかったなぁと。せっかく同じ志しをもって学んだ仲間やったのに、もったいないことをしてしまいました。


(参考)

第1段階(座学)で学んだこと

臨床仏教の講義で感じたこと - 通信制高校で働く胃がん克服ママは、いのちだいじニスト

以上、胃がん克服ママいずみでした。本日もお読みくださりありがとうございました。

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