ホリエモンの多動力から、時間について考える
多動力を読んでみて
ホリエモンの『多動力』を読みました。Kindleで半額セールしていたので、前から気になっていたので、ポチっと押して1時間ほどでサラサラーっと読めました。
ホリエモンは、会議中もスマホをいじる
私にはそんな勇気ありません。
しかし、会議中、退屈すぎてスマホをさわりたくなります。
- 社会人としてそれはあかん
- みんな我慢している
- 上司や発言してる方(相手)に悪い
と、踏みとどまり、大人しく聞いているふりをします。
- 早く終わらんかなと、時計ばかり気にする
- 今日の晩ご飯どうしよか真剣に悩む
- 他の仕事の段取り
で、すっかり上の空です。
ホリエモンの本を読んで、本当に失礼なのは、
つまらん会議する方ちゃうんか!!!
と、考えてもいいんやって気付きました。
まぁ、だからと言って、
- 自分が会議の音頭を取ることはしない
- スマホをさわる度胸もない
私はホリエモンにはなれないけれど、ホリエモンの考え方は好きだと、この一冊の本を通して感じました。
会議中は被害者だが、授業中は加害者
半額だったので読んでみた!ホリエモンが今の高校生なら、授業中ずーっとスマホしてるんやろうなぁ。多動力 (NewsPicks Book) 幻冬舎 https://t.co/EXdQ1nNh6O @amazonJPから
— いのちだいじにすと@胃がん克服ママ (@inochidaiji) 2017年9月19日
ほとんどの高校は、授業中のスマホは禁止されています。
私がつまらない会議を我慢するように、生徒たちはつまらない授業を我慢しなければなりません。
- 寝たらあかん
- 私語はあかん
- 内職はあかん
- スマホあかん
なんやかんやとルールがあるので、聞いているふりをしてくれます。
このように生徒たちの善意のおかげで、つまらない授業でも成り立っています。
もし、ホリエモンのような生徒ばかりだったら、過酷な環境の中(アウェイ)で授業をすることになります。
スマホ触らせないように、あの手この手で工夫が必要となります。いかに興味をもってもらえるか、伝え方も吟味しまくるでしょう。
ホリエモンのような生徒がいてくれる方が、本当の意味で授業のレベルは上がるのではないでしょうか。
つまらん授業する方が悪いんとちゃうか
ホリエモンの本を読んで、つくづく考えさせられました。
教育現場が、時代に追いついていない
情報技術が発達し、家にいながらでも高校レベルの知識は学べるようになりました。
たとえば高卒認定の試験も、デジタルコンテンツでどっかの予備校の有名講師の授業の動画を視聴して学べます。
本人の意志さえあれば、いつでもどこでも学べる時代です
ホリエモンのような生徒は、自分で勉強できるので高校で過ごす時間は無駄に感じるでしょうね。高校がそんな子どもたちから捨てられるようになるんちゃうかなと危惧しています。
私が望む社会とは
私がこうあって欲しいなぁと描くのは、ホリエモンのように才能や強さがなくても、ホリエモンのように生きられる社会 です。
ホリエモンのように、誰もがつまらない時間を拒否すればいい
つまらない時間を提供させた人は反省し、改善するようになり、つまらない時間は減るのではないでしょうか。
命は永遠ではありません
私たちは限りある時間の中で、やりくりしなければなりません。つまらない時間を過ごすのは、もったいないと思いませんか?