思考停止について再提言
ハンナアーレントの「思考停止」の考え方について、このブログでも紹介しました。
Let's アンチ思考停止 - 胃がん克服ママいずみのガン体験記&命の話
そのハンナアーレントの著書『全体主義の起源』が、NHKの100分de名著で読み解かれています。第1回、第2回放送も見ましたが、まだ前振りでした。おそらく、今夜(9月18日)放送の第3回が核心になるんちゃうかなと、胃がん克服ママは予想しています。
ハンナ・アーレント『全体主義の起原』 2017年9月 (100分 de 名著)
- 作者: 仲正昌樹
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2017/08/25
- メディア: ムック
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今夜放送のアーレントの第3回は、必見ですってよー! https://t.co/WlhQFLtNJS
— 胃がん克服ママいずみ (@inochidaiji) 2017年9月17日
思考停止になる仕組み
胃がんを宣告されたときも、北朝鮮のミサイル発射の警報も、同じ構造(仕組み)です。
それは、パニックや不安な状況ほど、人間は思考停止になります。
そんな時は、周囲の強めの意見に流されてしまいます。その情報が正しかろうが、間違ってるかだろうが関係はありません。
職場で地震があったとき
職場で60人ぐらいで教員研修を受けていたときに、強めの地震がおきました。平然と座っている人が多かった中で、私はダッシュで逃げる算段をとりました。
部屋のドアと建物のドアをあけ、避難経路を確保しました。幸いなことに地震は、おさまり何ともなかったです。そして私は静かにドアをもどし、しれっと席に座りました。
あの時、ひとりで逃げやった!
と、後から笑い者になるくらい何ともないことです。むしろ、関西のノリ的には、おいしいやん!
みんなが座っている中、ひとり違った行動をするのは勇気がいります。でも、私は動きます。だって、
命の方が大事だから
万が一のとき教員は、生徒を安全な場所まで誘導し守らなければなりません。
思考停止している猶予は、私たちにはありません。自分の判断でパッと動き、さらに指示を出さなきゃなりません。あっては欲しくありまけんが、万が一のときの予行練習が出来たと自負してます。
前回までの放送は人種差別のことがメインでした。これはこれで勉強になりました。
全体におまかせになる構造(=思考停止になる仕組み)が、今夜テレビで放送されるので興味がある方は見てください。
思考停止なっていませんかー?
私は口をすっぱくして言い続けます。
これを読まれているあなたの命が大事だから。
あなたを守れるのは、あなたの思考です
以上、NHKのまわし者?!胃がん克服ママいずみでした。本日もお読みくださりありがとうございます。