胃カメラの乗り越え方(マインド編)
自作自演
光を当てる照明も
台本の筋書きを書くのも
服や小道具をそろえるのも
全部、自分
学生役、事務員役、花嫁役、先生役、母親役、、、
と、いろんな役を演じてきたけど
がん患者の役が回ってきたときは
ここで終演するかと思いました
役柄にのめり込んでいるとき
辛い設定の役柄ほど、どっぷりハマってしまいます
幸せなときよりも不幸なときの方が
人は自分という存在を感じやすいです
苦しみを分析した人によると
仏教の考え方では、苦しみは8個に分類されます。
- 生苦
- 老苦
- 病苦
- 死苦
- 愛別離苦
- 怨憎会苦
- 求不得苦
- 五薀盛苦
ブッダが考えた 四苦八苦 です。
だいたい漢字のイメージで苦しみの内容は伝わりますが、
最後の四文字のやつは、ごうんじょうく と読みます。
私の漠然としたイメージですが、
座禅や瞑想をするときに、眠たい、お腹すいた、かゆいなどの身体的な要求を感じたり、
何も考えたくないのに、つい、あれやこれやと思考をめぐらせてしまう
そんな状態を苦しさと、ブッダはとらえたのかなと。
その苦しみは、逃れられるか否か
胃がんになった時は、まさに病苦を味わったわけです
このような身体的な苦しさに加え、精神的な苦しさもありました。
- 子どもを残して死にたくない
- 夫や家族に迷惑かけてしまっている
- 抗がん剤やってよかったんやろうか
- 再発したらどうしよう
このように、苦しみをあげだしたらきりがないですね
それぞれの苦しみを
逃れられるものなのか、そうでないものか
に、分けて考えてみました。
例えば、胃カメラの苦しみは逃れることができます
長くても20分後には検査は終わり、楽な状態に戻れるからです
ここでようやく始めの話に戻るのですが
私は、胃カメラを受ける人の役を20分間演じているだけ
と、言い聞かせられるのです
逃れられる苦しみかどうかの判断基準は、
自分を役者と見立てることが出来るかどうか
以上、出来ることなら祖母役を演じてみたい胃がん克服ママいずみでした。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。
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