メアリと魔法の花は、二流
以前、一流と二流の違いについて冷泉為人氏の言葉を紹介しました。
がん治療をマロ的に考えてみた - 胃がん克服ママいずみのガン体験記&命の話
一流と二流の違い
お公家さんは、次のこともおっしゃってました。
一流のものは、黙っていても誰もがこれはすばらしいと認められるもの
二流のものは、説明や理屈を加えなければ認められないもの
メアリは二流
昨日観た『メアリと魔法の花』は、訴えかけるものがありませんでした。
アンパンマンにしろ、ドラえもんにしろ、1本の映画の中に観客が受け取れるメッセージがあります。クレヨンしんちゃんのシリリンなんかは、これでもかっておしてました。
メアリのメッセージは何だったのか?
パンフレットを読んだり、誰かが考察したブログを見て回れば分かるのかもしれません。
でも、それって説明や理屈を加えることですよね。
たしかに、映像はきれいでした。
ジブリが大好きな人を喜ばせようという心意気も伝わりました。
だけど、心を動かされるような感動はなかったです。
(私の場合ですが。)
押しつけすぎないように、あえてしてるのかもしれませんが、それが意図的で逆にシラケました。
ジブリに忠実そうに見えますが、心から楽しんで作ってはったのかな?
なんか、わざとらしい!
映画を観ながら、ずっとこう思ってました。
だから、私はメアリの世界には入りこめませんでした。
うちの子どもも集中力はきれてました。
映画の途中で、関係ない話はしてくるし、ポップコーンや飲み物やら、世話をやかされました。
終わってから「どうやった?」と聞いたら、微妙な顔で「楽しかった」と言うてました。
映画を観るときは、大人も子どもも
ドントシンク、フィーーーーールやで
人生を一流に
思考停止はあかんけども
思考ばっかりも面白ない
素敵な人や作品に出会って
心を動かされたい
それが分かる心(教養)も欲しい
せっかく生まれてきたんやし
一流の人生を楽しみたい
以上、胃がん克服ママいずみでした。本日もお読みくださり、ありがとうございます。