胃がん克服ママいずみの胃がん体験といのちの話

いのちだいじニスト 残った3分の1の「胃の力(いのちCOLOR)」をお見せします

がんの授業もやりました

手術からちょうど1年後に、「総合的な学習の時間」で、がんについて話す機会がありました。(胃がん克服ママは高校の教員しています)

 

がんのメカニズムを説明

コピー機で紙を刷るように、私たちの身体を構成している細胞も、コピーを繰り返しています。

新陳代謝とは、新しい細胞ができ、古くいらなくなった細胞が老廃物として体内から排出されることです。

時々コピーのミスで、あかん細胞が出来てしまいます。

このあかんやつが、がんなんです。

がんが原本となってコピーされまくって広がることが、転移です。

 

がん(あかんやつ)が出来てしまう原因は、手軽で美味しいけれど身体に悪いとされるジャンクフード、スナック菓子、インスタント食品などの食事を取り続けたり、タバコや運動不足です。

とくにタバコは、新陳代謝が活性なみんなの時期に体内に取り入れると、くらうダメージが半端ないからね。と、生徒たちに釘をさしておきました。

夜回り先生こと水谷修氏も、「タバコは吸うのなら、24歳すぎてからや」と、大学の講義で話されてました。生物学的に人間は24歳を超えると新陳代謝の勢いがゆっくり低下していくらしいです。

 

生徒の感想を読んで涙する

がんの仕組みのあと、このブログで発信している私のがん体験談を生徒たちに伝えました。

感想文では、家族や祖父母、親戚にがんの方がいると書いている子が多かったです。がんは、2人に1人がかかると言われるくらい身近な病気なだけありますね。

 

ひとりのやんちゃな男の子が、

先生の話を聞いて、タバコ辞めるわ

と、書いてくれていました。こういうミラクルがあるから、私は教員を続けられています。めっちゃくちゃ嬉しかったです。

私の苦い経験も、こうして次の世代に役立てることができたなら、あの手術後の痛みも、副作用の下痢の恐怖も無駄じゃなかった!

 

ここで話が終われば良かったのですが、、、

この授業から半年後、私は学校周辺を巡回している際に、そのやんちゃな子が歩きタバコをしている現場をおさえました。

もうタバコ辞める言うてたのに、あの感動返せやわ~

と、指導の終わりにボヤいてやりましたよ。そしたら、「しばらくは、やめてたでー」とフォローしてくれました。ほんとに気のいい子で、もう卒業してしまい、タバコは心配やけども、風の便りでは元気にしているそうなのでなによりです。

 

本日は、胃がん克服先生いずみでした。お読みくださり、ありがとうございます。