カブト虫の樹木葬を通して、娘に伝えたいこと
今年、カブト虫を3匹飼っております。私の職場から「子どもの教育にいいから」と幼虫の状態で配給されました。
日に日に愛着がわき、その子たちがサナギになり、成虫となってかえった時、娘と一緒に感動しました。
樹木葬
最近1匹見かけないなぁと捜索したら、土の中で死んでいました。そこで、リビングにおいている観葉植物の木の根元に穴をほり、娘とカブト虫のなきがらを埋めました。
木に手を合わせながら、娘にこう言いました。
「クウ(死んだカブト虫の名前)は、この木の栄養になって、木の一部になって残るよ」
すると、娘の表情が和らぎました。
まだ4歳なので理屈や意味は理解できないけれど、クウはこれで大丈夫なんだと感じたのでしょう。その後、どういうこと?って質問ラッシュに合いました。
この一連のやりとりをみていた夫が後から
「観葉植物用の土でちゃんと分解できるんかな?」ってめっちゃ心配になることをつぶやきました。
娘の手前、今更掘り返せないし!
分解できるといいなぁと願うばかりです。
帰る家がある人の強さ
帰る家がある人の旅行と、帰る家がない人の旅行は、その旅の内容が違ってくると思います。
人生という旅も、最期に帰り着く場所があることを信じられたら、安心できるのでしょうね。
4歳の娘は、その安心を信じています。
大きくなっていろんなことを学んで、いつかその安心が揺らぐかもしれません。
それでも、再び、人生の終わりには帰り着く場所があることを信じて欲しいとママは願います。
あなたがクウの時に感じたその安心を
本日もお読みくださり、ありがとうございます。胃がん克服ママいずみでした。