特別警報の体験から学んだこと
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170706-00000077-jij-soci
九州の豪雨による被害が出ていますね。
私が住む京都でも2013年9月に、特別警報が発令される大雨と河川の氾濫がおこりました。
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特別警報>非難指示>避難勧告
当時のことは今でも覚えています。
明け方からスマホの警報を知らせる音がなりまくっていました。非難勧告がでて心配していたら、非難指示に切り替わり、こりゃあかんかもと、非難所に行く準備を始めました。
非難指示で覚悟し、特別警報で行動に移しました
状況によりますが、上記では遅いかもしれません。
もしかしたら、逃げ遅れていたかもしれないからです。
早め早めに行動することで一家が助かるのなら、たとえたいしたことがなかったとしても、「必死で逃げようとしてたよな」って後で笑い物になってもいいと思っています。
私は、いのちがだいじにすと
笑い物になったエピソードとして、今でも覚えているのが、チンするパックのご飯を温めて、「落ち着けー、落ち着けー」と言いながらおにぎりを握ったことです。
その時、夫は、炊飯器の中にご飯が残っていることを(私がただならぬ形相でおにぎりを握っていたので)言い出せなかったそうです。
地元の人は頼りになる
家族3人でカッパを着て避難所に行こうと玄関をでたら、隣のおばちゃん(昔から代々この地区に住んでいる方)が、のんびりでてきて、避難所に行くルートの方がここより低い場所にあるから、このまま家にいる方が安全だと教えてくれました。
その言葉を受けて、私たちは家にとどまりました。
そんなやりとりをしている横で、隣のおじいちゃんは畑を見に行くといって出かけてしまいました。それは、よくニュースで川の様子を見に行って流されはるフラグ。めちゃくちゃ心配しましたが、ケロッと戻ってこられました。
そして、おばちゃんの言うとおり家は浸水せず無事でした。家のすぐ前の道路は、浸水して通れる状況ではありませんでした。避難所に行ってたら帰れなくなっていたので、おばちゃん、ほんまナイス!
昔から住む人の判断は頼りになりますが、最終決定は自己判断です。いかなる状況でも、パニックになって思考停止にならないように努めなければなりません。
私たちの地区では、以下のことが顕著でした。
昔からあるお家やお寺は、セーフ
田んぼや畑をつぶして建てたコンビニは、アウト
その日は、短時間で道路が川になりました。
水がたまるエリアは、畑や田んぼの周りでした。昔からの家は、石垣がつんであったり、小高い場所にあります。
これから家を購入される方へ
その土地は前に何だったかを調べられることを勧めます。もし、田んぼや畑だったら、水害に合わないか、周囲との高低差など地形を意識して検討されたらいいと思います。
九州の雨は心配ですし、今年も台風のシーズンがきました。日ごろから、シュミレーションしておくといざって時にパニックにならないかと思います。私も次からは炊飯器の中を確認して、おにぎり握るつもりです。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
胃がんも水害も克服ママいずみでした。