胃がん克服ママいずみの胃がん体験といのちの話

いのちだいじニスト 残った3分の1の「胃の力(いのちCOLOR)」をお見せします

精密検査

胃がん宣告の3日後、精密検査を受けるため再び病院へ行きました。

 

CTは、身体の様子がよく写るように造影剤を入れて撮影します。点滴の管から身体に入れると、1分ほどでカッと身体中が熱くなります。中には気分が悪くなる人もいるので、同意書を提出しなければなりません。万が一があったら大変なので、造影剤を使用した日は車の運転も禁止とのことで、帰りの足がないので精密検査には母に付き添ってもらいました。

 

造影剤は身体に負担がかかるようで、母乳大丈夫かなと心配になり待ち時間にネットで調べたら案の定NGでした。

 

CTで造影剤を使用すると、丸2日間は母乳あげれない!

 

事前に子どもに言い聞かせていなかったので、その夜は母乳をあげれなくて、大変なことになりました。

 

子どもは2歳前だったので、母乳を飲まなくても平気なのですが、生まれてからずっとおっぱいで寝かしつけをしていたので本人は「何でおっぱいくれないの?」って大パニックでした。

 

おっぱい、おっぱい、おっぱい

 

と、ずっと泣いていました。泣きすぎて、嘔吐もしました。私も一緒に泣きました。「病気になってごめんね」と何度も謝りました。

 

話は、検査に戻ります。

 

CTの後、バリウムをやりました。バリウムを飲んで、ゲップをしてはいけないにすぐゲフッとしてしまいました。泡がでる粉末も唾液の水分と反応するからすぐ飲み込まなくちゃいけないのに、飲み込めず口の中で泡が発生してしまいなかなかの惨事になりました。検査用の服が、汚れまくりました。バリウム検査の機械に入り撮影するのですが、CTのようにジッとするのではなく、自分がアクロバティックに動いて撮影しなければならないので、バリウム検査はハードでした。でも、この検査で私のがんは、臓器の裏側にも浸食していて、スキルスだと判明しました。

 

エコー検査は、他の検査と比べ一番楽でした。ただ、朝から検査のために絶食だったので空腹で倒れそうでした。母に愚痴っていたら、「こんな状況で文句ばかり生きてるだけいいでしょ、もっと緊張感をもちなさい」と泣きながら叱られました。母もだいぶ混乱していました。

 

娘や母に迷惑や心配をかけた精密検査は何とかおわりました。

 

 

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